子ども・子育て支援対策調査特別委員会
2026年3月16日(月) 開催
4月からの保育園の申込みで、第1希望から第5希望まで書いても入れなかった子(第一次不承諾)が1,207件になり、前の年より約200件増えました。保育の陳情・請願2件と、子どもを産み育て安い新しい制度を求める請願を話し合い、3件とも、もう少し話し合うことになりました(継続審査)。子ども誰でも通園制度の進め方や、子育て家庭訪問事業のことも質問がありました。
この日に話し合われたこと
- 1
令和8年4月の保育施設の申込み状況と第一次不承諾1,207件(5受理番号39・48の陳情・請願)
- 陳情・請願どの子も健やかに成長できる質の高い保育、父母のニーズに対応した保育を実施するために、待機児童対策、施設・環境・体制の整備・拡充などを求める陳情
- 陳情・請願保育士配置の最低基準の引き上げと国民の負担増を伴わない保育予算の大幅な増額を求める意見書を国と東京都に提出することを求める請願
結論2件とも、もう少し話し合うことになりました(継続審査)。区は7月ごろに対策を報告します。
4月からの保育園の申込みは前の年より561件増え、第一次不承諾は1,207件になりました。1歳と2歳が特に多いです。保護者の点数が46でも入れず、48〜50点が必要な園もありました。区は、1歳児を中心に受け入れを増やす方法を考え、7月ごろに報告するとしています。国の数え方での待機児童は7名ですが、ほんとうに困っている人の数とは同じではないかもしれない、と区は答えました。
発言者ごとの意見- ぬかが和子委員日本共産党
希望する園に入れるようにするのは区の役割だと言い、2件とも採択にしたいと言いました。転入・転出の数の根拠を正確にしてほしいとも言いました。
- 岡安たかし委員公明党
ほんとうに困っている人が1人でもいれば、その人への方法を考えるべきだと言いました。
- 渡辺ひであき委員自由民主党
保護者が仕事に戻れるかが大切で、送迎や事前の調査も考えてほしいと言いました。
- 高橋まゆみ委員無会派
数を減らすためだけに遠い園を勧めないよう求め、2件とも採択にしたいと言いました。
- いいくら昭二委員公明党
7月の報告を見て話し合いたいので、継続にしたいと言いました。
- くじらい実委員自由民主党
対策を検討してほしいが、継続にしたいと言いました。
- 富田けんたろう委員是々非々の会
計画を示してほしいが、まだ話し合いが必要なので継続にしたいと言いました。
- 佐藤あい委員都民ファーストの会
対策を検討中なので、話し合いを進めるため継続にしたいと言いました。
- 子ども家庭部長区の説明
1歳児を中心に受け入れを増やす方法を、今のうちに考えると答えました。
- 保育・入園課長区の説明
点数が46でも入れない例があったこと、待機児童は7名であること、7月ごろに報告することを答えました。
- 2
こども誰でも通園制度の実施内容(区立保育園の体制・配慮が必要な子・申請状況)
結論この請願は、もう少し話し合うことになりました(継続審査)。
子ども誰でも通園制度は、4月に面談をして5月から始まります。月に10時間まで使えます。区立の保育園14か所では、会計年度任用職員(1年ごとの契約の職員)が1人で2人の子を見る予定です。ぬかが委員は、はじめての場所で泣く0〜1歳の子には短すぎること、職員の体制が心配なこと、正規職員でやるべきことを言いました。区は、まずは会計年度任用職員で始めて、様子を見て考えると答えました。申請は309名でした。
発言者ごとの意見- ぬかが和子委員日本共産党
正規の職員できちんとした体制にすべきで、忙しい保育士に負担をかけてはいけないと言いました。
- 保育・入園課長区の説明
現場の心配は聞いていて、1人で見る子を少なくし、配慮が必要な子を優先すると答えました。
- 子ども政策課長区の説明
会計年度任用職員を1名置き、様子を見て今後を考えると答えました。
- 3
子育て家庭訪問事業の登録者数と訪問員の体制
結論区は、訪問する人を増やすなどして、登録を増やすと答えました。
去年10月に始まった、子育て家庭を訪ねる事業の登録は、38%から55%に増えました。3・4か月健診のときにチラシを配って案内しています。訪問する人は70名から約100名に増えました。絵本の郵送については、訪ねたときに不在の家は約1%と少ないと指摘され、区は、事業者と月1回の会議をして、話をよく聞くように伝えると答えました。
発言者ごとの意見- いいくら昭二委員公明党
健診と連携して、困っている家庭に対応できる人員を確保してほしいと言いました。
- 富田けんたろう委員是々非々の会
絵本は持って行けるのではないか、話をよく聞く訪問になっているか確認してほしいと言いました。
- 子ども家庭部長区の説明
選定委員会が郵送の提案を良いとしたので、区としては断れなかったと答えました。
- 4
一時保育の無償化と「真に必要な人」、幼稚園への支援
結論区は、来年度に減免やニーズ調査を検討すると答えました。
一時保育を無料にするかどうかや、「ほんとうに必要な人」とはどんな人かが話し合われました。区は、多胎児、障がいのある人、ひとり親などが挙がったと説明し、他の区では無料にしたら殺到した例があるので、減免を検討するとしました。幼稚園への補助は、来年度から月3万3,000円から3万5,000円になります。
発言者ごとの意見- 土屋のりこ委員無会派
仕事のために預ける人も必要な人ではないかと言い、必要な人には無料にすることを検討するよう求めました。
- ぬかが和子委員日本共産党
有料にするのは矛盾していて、預けられる枠を増やすべきだと言いました。
- 佐藤あい委員都民ファーストの会
幼稚園に入るときのお金の負担を調べて、検討してほしいと言いました。
- ただ太郎委員自由民主党
お金の負担を軽くするだけでなく、働き方も含めて子育て支援を考えてほしいと言いました。
- 保育・入園課長区の説明
他の区では殺到した例があるので、減免を検討すると答えました。
- 5
子ども・若者計画のパブリックコメント結果と「子ども版の区民の声」
結論区は、始めてみて、困ったことがあれば直すと答えました。
子ども・若者計画への意見募集は、2名から3件の意見がありました。4月22日から、小・中学生が学校のタブレットなどから区に意見を送れる「子ども版の区民の声」が始まります。返事は2週間以内を目標にします。委員からは、返事のしかたや、高校生など若者への知らせ方について、たくさんの提案がありました。
発言者ごとの意見- くじらい実委員自由民主党
返事が遅いと子どもががっかりするので、早く返事できるようにしてほしいと言いました。
- 富田けんたろう委員是々非々の会
若者がいる場所にQRコードを置くなどの工夫を提案しました。
- 岡安たかし委員公明党
返事が大切で、若者向けのアプリを作ってはどうかと言いました。
- ぬかが和子委員日本共産党
回答だけでなく、直接話せる場も大切にしてほしいと言いました。
- 佐藤あい委員都民ファーストの会
子どもが「言ってよかった」と思える返事にしてほしいと言いました。
- 高橋まゆみ委員無会派
AIを使って早く返事できるようにしてはどうかと言いました。
- 6
高校生世代の居場所型学習支援・モギ社会人・医療的ケア児の保育・学童保育
結論報告は了承されました。
高校生世代の居場所と学習を支える場所に、谷在家校が新しくできます。医療的ケアが必要な子どもの家に訪問する保育や、学童保育室での受け入れ、直営学童の延長保育も始まります。民間の学童の合否通知が遅れた件は、来年度からは日にちをそろえると答えました。
発言者ごとの意見- 岡安たかし委員公明党
必要な子に情報が届くようにしてほしいと言いました。
- 佐藤あい委員都民ファーストの会
げんきが高校生も相談できることを、もっと知らせてほしいと言いました。
- 子どもの貧困対策・若年者支援課長区の説明
定員が埋まってきたので広げる、学校と協力して知らせると答えました。
- 7
少子化対策の調査項目について
結論区は、これからの報告の仕方を相談すると答えました。
土屋委員が、この委員会の調査項目に「少子化対策」があるのに報告が少ないと言いました。区は、各部署の子育ての取り組みが少子化対策につながっていると説明し、今後の報告の仕方は相談すると答えました。
発言者ごとの意見- 土屋のりこ委員無会派
地域によって子どもの数が違うので、調べてほしいと言いました。
- 副区長区の説明
この委員会では子育ての支援を中心に考えていて、報告の仕方は相談すると答えました。
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