予算特別委員会
2026年3月5日(木) 開催
予算特別委員会の3日目です。この日から、産業や道路・公園などの費用と、国民健康保険などの特別会計の審査が始まりました。PayPay商品券がうまくいかなかった理由、学校の統廃合、駅前の再開発、足立の花火、部活動を民間に任せること、自動運転バスなどについて、質問と答えがありました。
この日に話し合われたこと
- 1
PayPay商品券事業の総括と、令和8年度の消費喚起策
結論区は、原因を分析し、来年度の早い時期に次の対策を示すと答えました。
PayPay商品券は、100万セットのうち6割しか売れず、約6億円が余りました。区は、原因を分析して、来年度の早いうちに考えを示すと答えました。買える人を区民に限ったこと、一度にまとめて買う必要があったこと、コンビニで使えなかったことなどが、売れなかった理由だと区長は答えました。
発言者ごとの意見- 岡田将和委員自由民主党
最初の予算に消費喚起策を載せてほしいと言いました。データの分析もしてほしいと言いました。
- へんみ圭二委員是々非々の会
PayPayとの相談だけで決めて、売れ残ったと言いました。専門家の意見を聞いてほしいと言いました。
- 工藤副区長区の説明
分析が足りなかった。専門家に相談すると答えました。
- 2
中学校吹奏楽部の楽器の更新と修繕
結論区長は、楽器の予算が足りているか確認すると答えました。
中学校の吹奏楽部の楽器が古くなり、先生の楽器や他の学校から借りていることについて、質問がありました。区長は、楽器の予算が十分行き渡っているか、教育長と一緒に確認すると答えました。
発言者ごとの意見- ぬかが和子委員日本共産党
楽器を新しくするなど、子どもたちを応援してほしいと言いました。
- 学校支援課長区の説明
まず修理して、足りなければ予算を追加すると答えました。
- 3
密集市街地の密集事業と、市街地再開発の補助金
結論区は、進め方を検討し、再開発は議会や住民にも説明すると答えました。
火事に弱い古い住宅地を安全にする「密集事業」を、危険度の高い地域から進めてほしいという質問がありました。副区長は、人とお金を考えて、進め方を検討すると答えました。駅前の再開発は、補助金が民間の開発会社を利することになっていないか、という指摘もありました。
発言者ごとの意見- ぬかが和子委員日本共産党
危険な地域から密集事業を進めてほしい。再開発は住民が不利にならないか、見てほしいと言いました。
- 工藤副区長区の説明
密集事業は検討する。再開発は適正に行われていると答えました。
- 4
野球場・スポーツ施設(日よけ、硬式野球、高野スポーツパーク、アーバンスポーツ)
結論区長は、日よけをなるべく早くつけると答えました。硬式のバットは、今は使えません。
野球場に日よけを付けることや、硬式野球ができる場所を増やすこと、4月にオープンする高野スポーツパーク、スケートボードなどのアーバンスポーツの場所について、質問がありました。区長は、野球場の日よけを、なるべく早く付ける方向で計画すると答えました。
発言者ごとの意見- しぶや竜一委員自由民主党
安全に気をつけながら、硬式野球やアーバンスポーツの場所を考えてほしいと言いました。
- 地域のちから推進部長区の説明
アーバンスポーツは前向きに考えるが、課題の整理が必要だと答えました。
- 5
綾瀬・北綾瀬駅周辺のまちづくり
結論区は、3月に募集を出し、開設は令和11年の秋以降だと答えました。
北綾瀬の公園や、綾瀬駅前の旧子ども家庭支援センターの跡地の使い方について質問がありました。区は、3月中に事業者の募集を公表し、施設の開設は令和11年の秋以降になると答えました。
発言者ごとの意見- 岡田将和委員自由民主党
質を求めすぎて、遅くならないようにしてほしいと言いました。
- 資産管理課長区の説明
3月に募集を出し、令和11年の秋以降に開くと答えました。
- 6
私道防犯灯のLED化と補助の簡素化
結論区は、申請を簡単にして、電気代の補助を増やすことを検討すると答えました。
町会などが管理する防犯灯は、約3,000灯がまだ古い蛍光灯です。LEDに変えるのに15年かかる計算になります。区は、申請の書類を簡単にする見直しを、来年度のはじめに行います。電気代の補助を増やすことも検討します。
発言者ごとの意見- たがた直昭委員公明党
LED化が遅いので、申請を簡単にして、電気代の補助を増やしてほしいと言いました。
- 道路公園整備室長区の説明
申請書類を簡単にすると答えました。
- 7
都市農業公園の改修、生産緑地・区民農園
結論区は、公園を3年ほどで直し、区民農園を来年度も2つ増やすと答えました。
都市農業公園は、令和8年度に設計を始め、令和9年度から3年ほどかけて直します。新しくカフェや、自然で遊べるプレーパークを作る予定です。区民農園は、来年度も2園、開設します。
発言者ごとの意見- 公園維持課長区の説明
公園を設計し、3年ほどで直すと答えました。
- 8
主権者教育、若者の政治参加、区民交通傷害保険の申込書
結論区は、若者の取組を応援し、申込書を書きやすくするよう協議すると答えました。
小学校の税金の学習や、高校生が企画する模擬区長選挙の取組が紹介されました。区民交通傷害保険の申込書は、字を書く欄が小さくて、高齢者が書きにくいと指摘があり、区は、今年の重点課題として改善を協議すると答えました。
発言者ごとの意見- たがた直昭委員公明党
申込書の字を書く欄が小さいので、大きくしてほしいと言いました。
- 交通対策担当部長区の説明
書きやすくする方法を、今年の重点課題として協議すると答えました。
- 9
国民健康保険などの特別会計——繰出金と高額レセプト
結論区は、計画にそって段階的に減らしてきたと答えました。
国民健康保険の特別会計について質問がありました。区は、保険料が急に上がらないよう、特別区全体で決めた計画で、繰り出すお金を段階的に減らしてきたと説明しました。とても高い医療費については、国と都が4分の3以上を負担してくれます。
発言者ごとの意見- 課税課長区の説明
特別区全体の計画で、繰出金を段階的に減らしてきたと答えました。
- 10
中学校部活動の民間委託と、放課後子ども教室
結論区は、責任や研修を決めて進め、放課後子ども教室の日数も増やすと答えました。
7月から、10校の中学校で、部活動を民間の業者に任せます。区は、事故やトラブルの責任、研修、学校の窓口などを決めて進めます。放課後子ども教室は、スタッフや場所が足りず、週に1〜2回しかできない学校があり、改善を進めます。
発言者ごとの意見- 小泉ひろし委員公明党
民間に任せるなら、事故やトラブルへの備えを細かくしてほしいと言いました。
- 教育指導課長区の説明
事業者が責任をもち、学校にも伝える仕組みにすると答えました。
- 11
本と触れ合えるまちづくり・移動図書館
結論区は、まちなかの本の仕掛けとテントの図書館を検討すると答えました。
町なかで本と触れ合える仕組みについて質問がありました。区長は、本と関係のないお店にも本を置くなど、いろいろな仕掛けをしていきたいと答えました。テントの移動図書館は、読み聞かせと組み合わせて実施を検討します。
発言者ごとの意見- 土屋のりこ委員無会派
テントの図書館を、1年を通して定期的にひらいてほしいと言いました。
- 区長区の説明
まちなかに、本に触れる場所を増やしたいと答えました。
- 12
学校適正配置(統廃合)をめぐる質疑と、日本共産党の修正案の趣旨
結論区は、子どもの数が減るので、統合を進める考えは変えないと答えました。
学校の統廃合について、土屋委員は、小さい学校にも良いところがあり、統合の教育効果もはっきりしていないので、特色のある学校にする方法も検討すべきだと言いました。区は、子どもの数が減るので、適正な規模にすることが重要だと答えました。日本共産党の修正案は、統廃合の予算をなくして、立ち止まるためのものだと説明されました。
発言者ごとの意見- 土屋のりこ委員無会派
統廃合の教育効果がはっきりしないのに進めるのは、財政のためではないかと言いました。
- ぬかが和子委員日本共産党
統廃合をいったん止めるための修正案だと説明しました。
- 学校適正配置担当課長区の説明
子どもたちの教育のために進めており、お金のためではないと答えました。
- 13
竹の塚中学校・渕江中学校の統合と、特別支援学級の空白地域
結論区は、丁寧に説明しながら進め、抽せんで困る人への特例も検討すると答えました。
竹の塚中学校と渕江中学校の統合の説明会では、反対の声が多くありました。統合を理解して、早く次の計画を示してほしいという声もありました。区は、6月ごろに地域協議会を作り、令和11年4月に統合する予定です。特別支援学級がない地域の解消も、進めると答えました。
発言者ごとの意見- 川村みこと委員無会派
統合を理解している人のためにも、早く進めてほしいと言いました。
- 学校適正配置担当課長区の説明
丁寧に説明しながら、着実に進めると答えました。
- 14
スイミーの水泳事故と安全対策
結論区は、安全対策を確認したと答えました。
千住温水プールの運営会社が別の場所で起こした水の事故について、質問がありました。区は、4月から教室が再開されるとき、身長を測る表示などの安全対策が整うことを確認したと答えました。
発言者ごとの意見- 土屋のりこ委員無会派
コーチが少ないことが心配だと言いました。
- スポーツ振興課長区の説明
身長の表示や浮き具などの対策が整うことを確認したと答えました。
- 15
足立ブランド認定をめぐる陳情者との協議
結論区は、公の場で議論すべきだと答えました。
足立ブランドの認定から外された会社の陳情について、区が、陳情者と話し合うことを断ったのはおかしいと西の原委員が言いました。産業経済部長は、委員会で審査している間に、裏で話すのは適切でないと答えました。
発言者ごとの意見- 西の原ゆま委員日本共産党
話し合いを断るのはひどい。中小企業を応援してほしいと言いました。
- 産業経済部長区の説明
委員会の裏で話すのは適切でなく、公の場で議論すべきだと答えました。
- 16
千住大橋駅前区有地の活用と、タワーマンション・公共の居場所
結論区は、民間の建物にし、居場所は区では作らないが、要望は伝えると答えました。
千住大橋駅前の区の土地は、長い間空き地でしたが、大和ハウス工業が13階建ての建物を建てます。1〜3階はスーパーやスポーツ施設など、4〜13階は賃貸住宅で、令和11年7月ごろに運営を始める予定です。西の原委員は、区の土地なので、誰でも使える居場所を区が造るべきだと言いましたが、区は、公共では準備しないと答えました。
発言者ごとの意見- 西の原ゆま委員日本共産党
区の土地に、誰でも自由に使える居場所を区が作ってほしいと言いました。
- 千住地区まちづくり担当部長区の説明
区は公共の施設を作らない。要望は事業者に伝えると答えました。
- 工藤てつや委員自由民主党
駅前の活用は期待が大きいので、しっかり進めてほしいと言いました。
- 17
千住大川端地区の開発
結論区は、事業者が決まったことを報告し、商業施設を先に着工すると答えました。
千住大川端の開発では、京成関屋駅に近いB3地区の事業者が、この日、住友不動産に決まりました。商業施設が先に着工される予定です。開発した場所の愛称も、事業者と相談して決めていく予定です。
発言者ごとの意見- 工藤てつや委員自由民主党
マンションに住む人のため、商業施設を早く作ってほしいと言いました。
- 千住地区まちづくり担当部長区の説明
商業施設を先に作り、愛称は事業者と相談すると答えました。
- 18
旧江北小学校跡地の活用
結論区は、地域の意見を聞いて、条件に入れると答えました。
旧江北小学校の跡地について、地域の人は、災害のときに使える広場を望んでいます。西の原委員は、企業の意見を聞く前に、地域の要望を計画に入れるべきだと言いました。区は、地域の意見を聞いて、公募の条件に入れると答えました。
発言者ごとの意見- 西の原ゆま委員日本共産党
地域が望む災害時の広場を、区がまず計画してほしいと言いました。
- 資産活用部長区の説明
地域の意見を聞いて、公募の条件に入れると答えました。
- 19
子どもの体験機会と区民の負担——プール無料化、二重価格、足立の花火の料金・予算
結論区は、花火の料金は今年は変えず、来年以降に見直しを考えると答えました。
子どもたちが喜ぶシールの作り方や、子どものプール無料化、区民と区外の人の料金を分けることなどについて質問がありました。足立の花火は、来年度の予算が約4億5,000万円です。区は、今年の有料席の料金は据え置き、来年度以降に見直しを検討すると答えました。
発言者ごとの意見- へんみ圭二委員是々非々の会
花火の料金は区民に優しく、区外の人には高くしてほしいと言いました。
- 観光交流協会事務局長区の説明
今年は料金を変えず、来年度以降に増額を検討すると答えました。
- 20
足立の花火(5月30日)の準備
結論区は、安全を第一にし、てるてる坊主などを検討すると答えました。
足立の花火は、5月30日に開かれます。2回、中止になったので、74万人の来場を想定して警備を進めます。晴れるよう、てるてる坊主のポスターを作ります。橋につるすことは検討します。
発言者ごとの意見- 工藤てつや委員自由民主党
中止が続いたので、工夫した取組をしてほしいと言いました。
- 観光交流協会事務局長区の説明
今年は安全な開催を第一にし、新しい企画は2年後などに考えると答えました。
- 21
千住宿開宿400周年記念事業の成果
結論区は、成果を生かして千住を盛り上げ続けると答えました。
千住宿400周年の事業の予算は約1億1,300万円で、決算は約1億円になる見込みです。参加者の約半分は区外の人で、その98%が「また来たい」と答えました。区は、これを一時的なものにせず、千住のにぎわいを続けていくと答えました。
発言者ごとの意見- 工藤てつや委員自由民主党
400周年のあとも、千住のにぎわいを続けてほしいと言いました。
- 区長区の説明
千住を中心に、足立区のイメージを上げていくと答えました。
- 22
区内中小企業人材採用支援助成金の拡充
結論区は、申し込みを年2回にし、もっと知ってもらうよう広報すると答えました。
中小企業が人を採用するときの助成金は、来年度から申し込みが年に2回できるようになります。採用率は上がっていますが、この助成金を知らない会社が半分いるため、広報を強化します。
発言者ごとの意見- 企業経営支援課長区の説明
採用率は上がりましたが、まだ知らない会社が多いと答えました。
- 23
小・中学校のエレベーターの安全と、花畑川の整備
結論区は、学校のエレベーターの備えを検討し、花畑川の散策路を4月に開くと答えました。
エレベーターの安全について質問がありました。区の施設のエレベーターは156台で、地震のとき最寄りの階に止まる機能があります。閉じ込められたときは、1時間以内に業者が来ます。花畑川の桜並木の散策路は、4月上旬にオープンする予定です。
発言者ごとの意見- 施設営繕部長区の説明
地震のときは最寄りの階に止まり、閉じ込めは1時間以内に対応すると答えました。
- 24
英語教育の充実——AI英会話ソフト、オンライン英会話
結論区は、5校に広げ、オンライン英会話は効果を見て検討すると答えました。
AI英会話ソフトを使った2つの学校では、英検2級・3級の実力がある生徒が約2.5倍に増えました。来年度は5校に広げます。全部の中学校で使うと、約1億3,500万円かかります。オンライン英会話も、今後の検討課題です。
発言者ごとの意見- 長井まさのり委員公明党
英語を話す機会を増やすため、オンライン英会話を試してほしいと言いました。
- 教育長区の説明
AIの事業を進めながら、効果を見て考えると答えました。
- 25
補助第140号線の混雑緩和、自動運転バスの実証実験、六町2号公園
結論区は、道路の効果を確認し、自動運転バスの実験を秋から冬に行うと答えました。
六町駅前の道路の混雑を減らすため、東京都が、右折レーンを30mほど延ばす工事を11月までに行います。自動運転バスは、令和8年度の秋に試しの走行、冬に一般の人が乗れる実験を始める予定です。六町2号公園には、誰でも遊べる遊具を作ります。
発言者ごとの意見- 長井まさのり委員公明党
混雑を減らし、自動運転バスは安全に気をつけてほしいと言いました。
- 交通対策担当部長区の説明
秋に試し走行、冬に実験を始め、令和9年度にレベル4を目指すと答えました。
- 26
東綾瀬温水プール、輝くお店セレクション、施設キャラクター、光の祭典への区民参画
結論区は、利用者の声を聞き、キャラクターの権利を区が持つ方法などを検討すると答えました。
東綾瀬温水プールの改修は、利用者の声を聞いて進めます。地域学習センターなどのキャラクターは、事業者が変わってもなくならないよう、区が権利を持つ方法を検討します。光の祭典の点灯式には、子どもたちにも参加してもらう方法を検討します。
発言者ごとの意見- 川村みこと委員無会派
区民が参加できる機会を増やし、キャラクターの権利は区が持ってほしいと言いました。
- 地域文化課長区の説明
キャラクターの権利を区が持つ方法を検討すると答えました。
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