市からの発表
7件令和7年度 普通会計決算について―選ばれるには“ワケ”がある 新・足立区基本計画スタート
令和7年度は、区に入ってきたお金(歳入)が3,652億円、区が使ったお金(歳出)が3,505億円で、どちらも今までで一番多い金額になりました。区民税や都からのお金がふえたことが大きな理由です。くらしでいう『お金のゆとり』を示す数字(経常収支比率)は80.8%となり、少しきびしめの水準になりました。区長は「むだづかいをして悪くなったのではなく、1人1万円の給付や子育て支援をしながら借金を25億円返し、貯金も12億円ふやした結果だ」と説明し、来年度の予算づくりでは、事業のむだを見直して数字をよくしていく考えを示しました。
転出入者アンケート調査―より一層「選ばれるまち」の実現に向けて
足立区では、20代に続いて30代でも、区に引っ越してくる人が出ていく人より多くなっています。この理由をくわしく知るため、区は令和7年5月から令和8年4月の間に引っ越してきた人4,000人と、引っ越していった人3,000人、あわせて7,000人にインターネットでアンケートを行います(令和8年9月18日~10月18日)。『なぜ足立区を選んだか』『くらしはどうか』などを聞き、一部の人には12月にくわしい聞き取りも行います。結果は令和9年2月にまとめ、これからの子育て支援などの取り組みに生かしていきます。
保育所等利用待機児童解消に向けた支援策―足立区0・1・2歳児保育定員確保プラン
令和8年4月の時点で、保育園に入れなかった子ども(待機児童)は106人となり、去年の5人から大きくふえて、全国でワースト2位になりました。区長は「2桁からまさか3桁まで増えるとは思わず、油断があった」と述べ、謝罪しました。0~2歳児の保育料が無料になったことなどが理由とみられます。区は来年度、区立保育園の定員をふやしたり、保育園や幼稚園の空き部屋を使って一時的に子どもをあずかる取り組みを行ったりして、あわせて約200人分の受け皿をふやす予定です。令和12年度までに待機児童をゼロにすることを目指します。
第4号補正予算案 不登校児童の未然防止((仮称)小学校版SSRの設置)
区の中で、学校に行けない子ども(不登校)がふえていて、令和7年度は1,644人にのぼりました。特に小学生の増え方が目立ち、低い学年からその傾向が出ています。区はこれまで中学校に、教室に入りづらい生徒が安心して過ごせる部屋『SSR』を用意してきましたが、これを小学校にも広げるため、今回の補正予算案に設置費用を計上します。まずは今のところ子どもの居場所がない8校をモデルに、専用のスペースを作り、見守る担当者を常駐させます。
開館40周年を迎える郷土博物館―この秋、40周年を記念した企画展・イベントを開催
足立区立郷土博物館は、令和8年11月3日で開館から40周年をむかえます。これを記念して、浮世絵師・歌川広重の代表作『名所江戸百景』を読み解く展示会を9月19日から11月23日まで開きます。広重の命日にあたる9月6日には、区内のお寺でも特別な展示を行うほか、11月3日前後には生け花展やコンサートなど記念のイベントを数多く開きます。
都内初!本などの査定金額を寄附し支援するサービス「キモチと。」に関する協定を、ブックオフと締結
足立区は令和8年9月1日、本やCD、DVDなどを買い取ってもらったお金をそのまま『あだち子どもの未来応援基金』に寄付できる仕組みについて、ブックオフコーポレーション株式会社と協定を結びました。この仕組みを自治体として取り入れるのは、都内で初めてです。区内の足立成和信用金庫の店に置かれた回収ボックスに本などを持ち込むと、査定されたお金がそのまま区の基金にふりこまれます。集まったお金は、子ども食堂の支援など、子どもたちのためのさまざまな取り組みに使われます。
熊本地震・千葉県の水害を踏まえた災害対策の強化方針
熊本地震や千葉県の大雨で被害が出たことを受けて、足立区は水害や地震への備えを今まで以上に強めることにしました。荒川などの川に囲まれ、地盤も弱い足立区にとって対策の強化は欠かせないとして、区長は次の議会(第4回定例会)で、対策を充実させるための予算を提案したい考えを示しました。
記者との質疑応答
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待機児童数の内訳で0歳児が1人、1歳児が105人とのことですが、1歳児がこれほど多い理由は何でしょうか。
1歳児で申し込む方の多くは、育児休業が切れて復職するタイミングで申請するため、需要が最も集中する。0歳のうちから復職後の枠が厳しいと分かって申し込む方もアンケートに表れている。加えて北綾瀬や佐野、竹の塚など若い世代の流入が顕著な地域で待機が増えており、住宅事情の変化がある地域ほど需要が伸びている実感がある。
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